コラボねっと 京都自立支援センター コミュニティー&お楽しみつくろうか?つくろうよ!
第2回:みんなでいっしょに大カルタ
木曜午後のコラボねっと京都は、小さな手作り工房。
毎回、個性たっぷりの作品が生まれています。
【材料】
- 油性フェルトペン・画用紙(八つ切り程度)
【準備】
●はじめに、フェルトペンで線がきしよう!
(▼は大人の作業です。)

- さくやちゃん
- きょうはお友だちといっしょなの。さくたろうくん。
- さくたろうくん
- はじめまして。
- つくるくん
- ぼくもお友だちをつれてきたよ。くるみちゃんっていうんだ。
- くるみちゃん
- こんにちは。
- マイヤーさん
- それじゃ、みんなで大カルタを作ろうか!
つくるくんとくるみちゃんは、好きな動物の絵をかいてごらん。 - くるみちゃん
- うん。ペンが黒だから黒ネコにしようっと。
- マイヤーさん
- フェルトペンでは線がきだけして、色はあとで絵の具を使うから、黒い動物でなくてもいいんだよ。
- つくるくん
- うーん、動物ってどれもむずかしそう……。きょうりゅうじゃいけない?
- マイヤーさん
- もちろん、きょうりゅう、虫、鳥、魚など生き物ならなんでもいいぞ。でも、きょうりゅうの方がむずかしくないかね?
- つくるくん
- 平気さ。ぼく、きょうりゅうの絵だったらいつもかいてるもん。
- マイヤーさん
- さくやちゃんとさくたろうくんは、漢字一文字で表せる絵を考えてみよう。たとえば「山」「海」「手」「人」……いろいろあるね。
- さくやちゃん
- でも、山って、かんたんすぎてカルタらしい絵にならないかも。
- マイヤーさん
- アイデアに困ったときは、この漢字カルタを参考にしてもいいよ。


- さくたろうくん
- ぼくは、クワガタ!
- さくやちゃん
- それって、漢字になってるの?
- マイヤーさん
- 漢字で書けないこともないけれど、一文字じゃないねえ。それに、まだ習ってないむずかしい漢字だよ。
- さくたろうくん
- じゃ、「虫」ってことで。
- さくやちゃん
- わたしも一枚は動物がかきたかったなあ。でも、「動物」って二文字だよね。
あ、そうだ! - マイヤーさん
- おやおや、それはひょっとしてコアラ?
- さくやちゃん
- そう。だけど、ほら。親子で二ひき。漢字の「二」。
- くるみちゃん
- あ、わたしも動物家族をかく! お父さんペンギン、お母さんペンギン、ペンギンの男の子、妹はまだ赤ちゃん。いっぱいかいてもいいよね?
- マイヤーさん
- もちろん、かまわないさ。ただ、カルタにするから、ほかの動物もどんどんたのむよ。
- さくたろうくん
- あれ、つくるくん、字を書いてるの? これ、カルタの絵ふだになるんだよ。「ふりふり」「わんわん」???
- つくるくん
- 絵もかいてるよ。絵だけじゃ音が出ないから、鳴き声やしっぽをふってるのがわかるように字も書いたんだ。
- さくやちゃん
- コアラがかけたから、今度は観覧車をかこうかな。漢字は「車」だよね。
- さくたろうくん
- ごめん。ぼくも「車」で消防車をかきはじめたところなんだ。
- さくやちゃん
- なあんだ。でも、やっぱり観覧車かきたいな……。そうだ! 観覧車は回るから、「回」!
- マイヤーさん
- なるほど。いつのまにか、たくさんできてきたね。


-
●好きなだけ絵がかけたら、今度は絵の具で色をつけよう。
【材料】
絵の具、パレット、筆、筆洗(水入れ)、ぞうきん - くるみちゃん
- わたし、ネコは黒ネコじゃなくてピンクでぬろうかな。
- マイヤーさん
- ようし、うすいピンク色を作ってあげよう。
- ▼パレットに絵の具を適量出し、水で溶きながら混ぜる。
- つくるくん
- わあ、さすが、まほう使い! 赤と白の絵の具が、ピンクになっちゃったよ。
- マイヤーさん
- まあな。うぉっほん。
- さくやちゃん
- 絵の具のまほうは、わたしも得意よ。さくたろうくん、何でも好きな色を言ってちょうだい。
- さくたろうくん
- じゃあ、白と黒の絵の具でむらさき色を作ってくれないかな。
- さくやちゃん
- だめよ。白と黒じゃ。むらさき色には、赤と青が必要なの。まほうを成功させるために、材料選びは大切よ!
- つくるくん
- あれえ、空を水色でぬってるのに、うす茶色のすじが出てくるよ。
- マイヤーさん
- はじめにぬったきょうりゅうの茶色が、筆に残っていたんだよ。べつの色に変えるときは、筆を水の中でよく洗ってから、しっかりぞうきんでふいておくんだぞ。

- さくたろうくん
- すじが入ったところは、すじ雲みたいでリアルだなあ。
- さくやちゃん
- すごい! くるみちゃんのペンギン家族、またきょうだいの数が増えてるよ。
- くるみちゃん
- ペンギンのお友だちを、筆でかいてみたの。
- つくるくん
- ぼくのきょうりゅう、茶色がこくて、のっぺらぼうみたいになっちゃったよ。
- さくたろうくん
- この船だって、細かい線があるから色がぬるのはひと苦労だよ~。
- マイヤーさん
- 細かい部分は、絵の具がかわいたら、またフェルトペンで上からかけばいいよ。はじめにペンでかいた線は、ほとんど絵の具で消えてしまったからね。もう一度絵の具の上からかくと、はっきりわかりやすい絵になるよ。
- さくやちゃん
- わたしのこれは、ペンで仕上げなくてもだいじょうぶね。ほら。

- さくたろうくん
- 何これ!?
- くるみちゃん
- 画用紙がパレットみたい。
- つくるくん
- いろんな色が使ってあるのはわかるけど、ぜんぜんデタラメ。
- さくやちゃん
- これはね。「色」。
- ●読みふだの文章を考えよう!
- マイヤーさん
- さて、絵の具をかわかしている間に、読みふだの文章を考えるとしよう。
- さくたろうくん
- 作文、苦手だよ~。
- マイヤーさん
- いやいや。原稿用紙に向かってうなる必要はないよ。みんな、自分がかいた絵について、好きなようにおしゃべりしていてくれたらいいんじゃ。
- さくやちゃん
- そっか、さっきの「色」だったら……「いろいろな 色で画用紙パレットだ」っていうのは? くるみちゃんが言ってくれた感想から考えてみたの。
- さくたろうくん
- ようし、それならぼくも、くるみちゃんがかいたペンギンの読みふだ。「ペンギンは 色をぬったらまた増えた」これはどう?
- くるみちゃん
- おもしろい~。
- つくるくん
- ぼく、自分で考えたよ。「きょうりゅうは のっぺらぼうのほご色だ」
- マイヤーさん
- ほご色」なんて言葉を、よく知ってたね。
- さくやちゃん
- ところで、かいた絵はペラペラの画用紙で、あんまりカルタって感じがしないけど……。

- マイヤーさん
- 細かいところをもう一度フェルトペンで仕上げて完成したら、あとはわたしが絵をダンボールに貼っておくよ。読みふだもちゃんと用意しておくからな。できあがったら、みんなで大カルタ大会をしよう。
- さくたろうくん
- わーい、楽しみだなあ。
- さくやちゃん
- わたし、読みふだを書くの、お手伝いするわ。
- つくるくん
- ぼくもお手伝いする。ダンボールに貼る!
- マイヤーさん
- そりゃ助かるな。どれ、そろそろ絵の具がかわいたかな。
- くるみちゃん
- はじめにぬった方はもうかわいてきてるよ! ネコちゃんの目と口、ペンで上からかくね。



